ネットワーク環境向上には無線LANと有線LANの併用がおすすめ

ネットワークのLANには、LANケーブルで接続する「有線LAN」と、電波で通信を行う「無線LAN」があります。その有線・無線LANを併用することで両方のメリットが生かされ、よりネットワーク環境を効率的にすることができます。

そのためには、有線LANと無線LANの特性を理解して、場所や用途によって使い分けることが大切となります。ここからは、無線LANと有線LANのメリット・デメリットのおさらいと、どのように使い分ければ効率的なのかご紹介いたします。

▶目次

  1. 無線LANと有線LANの特性比較
  2. 無線LANと有線LANのおすすめ併用方法
  3. まとめ

1、無線LANと有線LANの特性比較

まず、併用するためには、それぞれの特性を知っておくことが大切。おさらいまでに確認しておきましょう。

無線LANは、「ワイヤレス ラン(Wireless LAN)」とも呼ばれ、ケーブルがなくてもインターネット接続できるシステムの総称です。無線LANのメリット・デメリットは以下の通りとなります。

無線LANのメリット

  • 配線が不要なため、機器の周囲が綺麗にできる
  • 移設、増設が容易にできる
  • 電波が届く所ならどこからでもインターネットに接続できる

無線LANのデメリット

  • 有線LANと比べて通信速度が遅く、障害物などの影響で接続が不安定になることがある
  • 場所によって無線の電波が届かない場所がある
  • セキュリティ面でデータ流失のリスクもありえる

 

有線LANは、ルーターから有線ルーターとパソコンをLANケーブルでつなぐことであり、このLANケーブルを使った接続方法が「有線LAN」となります。有線LANのメリット・デメリットは次の通りです。

有線LANのメリット

  • 通信速度が早く、接続が安定している
  • 情報量が多い通信に向いている
  • 有線なのでデータなどを読み取られるなどのリスクが低い

有線LANのデメリット

  • ルーターの設置箇所にケーブルが集まりコヂャゴチャしてしまう
  • LANケーブルが必要になり、配線経路を決めておく必要がある
  • 異なる部屋をネットワーク接続する場合には不便

特性の違いを簡単に表現すると、無線LANと有線LANを比べると通信速度が速く、安定しているのは有線LANの方です。
また、無線LANは追加や移動が容易なことも大きな特徴になります。

 2、無線LANと有線LANのおすすめ併用方法

そこで、どのように配置や接続すれば効果的なのか?

前項での特性の違いから、通信速度や安定性を保ちたいものを有線LANと接続し、場所を気にせず自由に使いたいものを無線LANでネットワークにつなぐことがポイントです。
そうなれば必然的に、

  • デスクトップPCは有線LAN
  • ノートPCは無線LAN

で繋ぐと効率的に利用することができますよね。

そのとき、無線LANと有線LANを併用すると別々のルーターが必要になるのでは?と、考える方もいますが、一般的な無線LANルーターには有線LANが内蔵されているため併用は可能です。

無線LANルーターの本体にはWANおよびLANポートが用意されており、繋ぎたい機器をLANケーブルで接続すればできます。LANポートは標準的に4つあります。その接続方法は、LANポートはそれぞれLANケーブルを接続してデスクトップPCやプリンターなどに接続し、機器が多ければハブを利用します。

次に、無線LANでノートPCを設定する際、セキュリティ面が懸念されますが、無線LANルーターは出荷された時点ですでに暗号化されているので特別に扱う必要がないということがほとんどです。SSIDや暗号化キーは、ルーターの本体側面に記載されていることが多くなっているので、設定を行うのは実際にお使いになるノートPCだけキー番号の入力が必要になります。

また、無線LANのデメリットでも挙がっていますが、障害物や死角で通信が不安定になったり、接続できなくなることがあります。このような時には、アクセスポイントや中継器を設置することでカバーできます。

3、まとめ

以上の様に、有線LANと無線LANの特徴を生かしてネットワークを構築することで、オフィスが洗練されたイメージになり、かつ効果的にネットワーク接続することが出来ます。無線LAN機器と有線LAN機器が同一のネットワークとして利用できるので機器同士の通信も快適です。その際、設置する場所や用途によって使い分けることがポイントですね。

 


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